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若者の結婚離れと言うけれど

今回の記事は平成26年度に内閣府が発表した「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書の内容及びそれに関連した解説サイトから書いている部分と、自分が思うことの部分で構成されております。

 

私自身世にいう「結婚離れ」「恋愛離れ」の当事者であり、未だなんの充実感も危機感も持っていないボンクラですけども、最近似たようなことを考える同志諸兄が増えて来たようなので、私事も含めてですが、心境なり理由を語っていきたいと思います。

 

なお、恋愛を謳歌している人や結婚生活に勤しんでいる人の事を悪しく言うつもりはこれっぽっちもございません。あらかじめご承知おきください。

 

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版) - 少子化対策:政策統括官(共生社会政策担当) - 内閣府

 

少子化対策からこの意識調査は行われているようですね。まあ子供を産むためには日本の場合、多くが自由恋愛の末の結婚を経なければいけないから仕方ないです。

 

※私は「20代 男性」なので以降この項目を中心に記述していきます。

 

この中の「恋人との交際」ファイルを読むと、

①男女とも20代が30代に比べ恋人が欲しい割合が少ない

②男女とも20代のうち4割が恋人が欲しくない

と回答しています。また、

交際経験(前は恋人いたぜ)や離家経験(親元離れるぜ)、社交性(コミュ力高いぜ)、自己効力感(何でもできる気がするぜ)の有無によっても恋人が欲しい割合に男女とも大きな差が見られます。

どの項目も持ってない人の方が「欲しくない」と答えた人の割合が高いですね。

 

まあ交際経験あったら、一人じゃ味わえない経験や感情をもう一度味わいたくなるのは当然だし。

親から離れて暮らしていた方が自主性や開放感に浸れるし。

コミュ力高けりゃ出会いも増えるし。

自信をもってれば人を惹きつけるし。

 

まあ当然です。一番当然なのは

収入が高ければ基本何でもできるし

ですが。

 

さて次はご丁寧に「恋人が欲しくない理由」まで聞いています。やりますね内閣府

①仕事や恋愛に力を入れたい

良い妄想をするなら、「ごめん、大会に集中したいから」って感じでしょうか。まあ本気かていのいい断り文句かさておいて。

 

なにかに尽くしてる人はかっこ良く映ります。そういう姿勢が人を惹きつけるんだから、①のタイプの人は「今」恋人が欲しくないってケースが多いと思うのでまあ大丈夫なんじゃないでしょうか。

あ、強がりは別ね。強がってる人見てもかっこよく映らないですし。

 

②自分の趣味に力を入れたい

たとえばとてもお金がかかる趣味だったり、到底人に受け入れられない趣味を持っている人は、自重してしまいまうのでしょうか。

趣味に生きる人は、仕事や勉強より「尽くしてる」より「楽しんでる」感が強く出てしまうので、共感できることがキーポイントになってしまいなかなか道は険しそうです。

 

かの有名な鉄道模型のコピペをみんな怖れているのでしょうか。

 

③友人と過ごす時間を大切にしたい

異性の友情はありえるのか論争とかは別にして、こういう感覚はどちらかというと「地元民」の感覚だと個人的に思います。変わらない関係や時間を大切にする所とか特にそう感じます。

もし③の感覚の持ち主がの地元が田舎だとしたら、結婚に対する意識は田舎の方が都会より高いのにどう生活していくんでしょうか。

 

④過去に恋愛で失敗した

もう恋なんてしないなんてって言ってる人たちですね。この理由を主にしてる人は「恋人が欲しくない」派閥の中のどの理由にもなれる可能性を持っているし、どの理由にもたどり着けない可能性だって持っています。

一度は恋愛してるんだからまあ良いんじゃない?と他派閥の攻撃にも耐えませう。

 

⑤恋愛が面倒

経験則なのか聞きかじりなのか、この回答では判別できませんが。面倒と感じるならそれは「恋愛が」ではなく「相手は」ではないのかと

 

⑥恋愛に興味がない

出出出、出た~www恋愛に興味無奴~www

興味がないなら何に興味があるか言えっての。①や②、③の人を見習おうよ。

 

⑦他人と恋人として交際するのが怖い

臆病な自尊心と尊大な羞恥心に囚われている場合がほとんどだと思うので、人間が怖い場合なら大人しく山で虎になります。恋人関係が怖い場合なら激しく街で狼になります。

 

色んなサイトを回って、この結婚離れの関連記事を読んで来ましたが「結婚しない」と「結婚したいのに出来ない」を一緒くたに考えて大きな問題にしてる記事が多かった印象です。

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「結婚しない」の中にも「結婚(出来るけど)しない」人たちと「結婚(出来るとは思ってないから)しない」人たちで区別されてます。

 

結婚したいのに出来ない人たちを支援するのは取り組みとして良いことだと思いますが、結婚しない人たちにまでそのお節介を広げるのは良いことなのか疑問が残ります。

 

さて、私はどんな立場の人間だったのでしょうか。