ぼっちがチャットキャストで三日坊主してみた【一人でできる(かも)チャットキャスト利用法】
このブログを立ち上げた理由の一つに、文章力の向上に役立てるというものがあります。
気付いたこと、思ったことを文章にして毎日1000文字以上を記述するのはなかなかハードですが、書くことが好きなので頑張っているわけであります。
また実を言うとこのブログ、私の勤務する会社の日報の一部としての役割も担ってまして(なのでほぼ同じ時間帯に平日毎日更新出来ています)、他の社員さんも監・・・、失礼しました。ご覧になって頂いています。
(ブログ書いているのは私だけですが)
そして今週は少し上司の指示もあり他の媒体に浮気をしておりました。
<チャットキャスト>
それが「チャットキャスト」であります。
このチャットキャスト、私は知らなかったのですが公式サイトを覗いてみると普段テレビや新聞でみる情報とは雰囲気の違う、一言物申したい人達や楽しくワイワイおしゃべりしたい人達、インタビューしたい人達など色んな種類の投稿がされています。
チャットのやり取りがそのまま議事録となり、コンテンツとして公開出来るのでラインやツイッターなどで短い言葉のやり取りに慣れた人にとってはなかなかの優れものです。
有名ブロガーのイケダハヤトさんも利用しているサービスみたいです。
では、果たしてこのチャットキャストに私が本当に馴染むのかどうかという問題です。
まずこのチャットキャスト、「色んな種類(テーマ)の投稿」が行われているので、この点私のブログも4月から様々なテーマを毎日取り上げて運営していますから話題の雰囲気は馴染むはずです。
しかし、このチャットキャスト・・・。
ぼっちに厳しい><
先ほど私が感じたチャットキャストに投稿している人の特徴について述べた文章は、全て複数人であるとお気づき頂けたでしょうか?
会議や講義も一人ではもちろん出来ませんし、インタビューも出来ません。
一人で出来ることは「発言」だけです。
※チャットキャスト公式でも「会話型コンテンツ」とはっきり仰ってます
<厳しさ>
だからこそ、ぼっちにしか味わえないチャットキャストとのギャップで生まれる厳しさがあります。
まずは物理的な厳しさです。
30分という絶対的な時間制限がチャットキャストには存在します。
これを越えてしまうと自動的にシャットアウトされますし、チャット中も残り時間が常に表示されています。
もし複数人(会話や討論)ならこの時間制限はお互いに身の詰まった話をしようと意識させるので、質の向上に非常に役に立ちます。
しかしぼっちだと、ただ次の発言、次の発言と発言を焦らせる要因にしかなりえません。
ぼっちでもこの焦りを生まないようにする方法は2つあると考えます。
1つはあらかじめ何を言うか言葉を考えておくこと。違う形で文字に起こしておくのも有効かもしれません。
ただ、チャットキャストの良さというものを大きく損ねている感は否めませんが。
もう1つは「えー」や「うーん」「そうですねー」など本来独り言としてポロッと口に出してしまいそうな言葉も投稿してチャットキャスト上の間を繋ぐことです。
これが出来るのは、思考から生まれる言葉とタイピングが同速度でアウトプット出来て、なおかつ垂れ流せるのに抵抗のない人です。
確かに、30分経ったあとに編集作業で余分な言葉は削除することが出来るので可能ですが、私についていうと依然言葉とタイピングの発する速度に大きな差がありますし、意味のない言葉をわざわざ文字にすることにいささかの抵抗があります。
また、チャットキャスト作業中に話しかけられた場合なかなか大変な目にあいます。
「すいません、今チャットキャストしてるんで後にしてもらえますか?」
なんて言えるわけもなく、
「すいません、今ちょっと急にリアル忙しくなったのでインできません」
という独り言を投稿するわけにもいかず、
もちろんチャット時間を一時停止出来るわけもなく。
リアルでの会話とネットでのチャットを同時にこなさなければならず、
ほんの少しだけ親に乱入されたニコ生主の気持ちが分かってきます(笑)
2つ目は精神的な厳しさです。
突き詰めると「周りは楽しくワイワイ話しているのに、自分はブツブツとなに言っているんだろう」という気持ちになってきます。
卑屈すぎると思われるかもしれませんが、ぼっちというのは周りが楽しくワイワイ話すのを横目に見ながら寝たふりをや忙しいふりをする生き物なんです。
なのにわざわざネット上にコンテンツとして独り言を残そうなんて
<なかなか出来ないよ。
ではブログはどうなんだという事も改めて考えますと、
冒頭申し上げた通り、今の私にとってブログはより丁寧にインプットとアウトプットを行える場です。
もしどちらも上手くいった時の喜びはひとしおです。
※チャットキャストを貶める意図は全くないので、ブログに対する私の考え方はこの程度にさせて頂きます
また、多分自分は誰かに見てもらうことがモチベーションになる人間なので
①自分が満足いくまでの記事を書けない
②読者の反応を確かめるツールに乏しい
チャットキャストは、厳しさ含めてあまり自分に向いていないツールなのかなあと思います。
<チャットキャストとのぼっちでもできる良い付き合い方>
それは「ゴール(結末)が決まっておらず、自分でも予想がつかない話題を取り上げること」だと思います。
テレビ番組の実況や、スポーツの試合の中継のような形で今自分が思っていることをほぼほぼリアルタイムで呟いていく形が(自分のぼっち観の中では)向いているはずです。
ゼロベースから複数人で話題を成り立たせていくことに不慣れなぼっちには結論が分からない方が逆に楽だと考えます。
<エール>
もしこれからぼっちでチャットキャストに挑もうとする勇者の人がいましたら、決して気負わずに、軽い気持ち軽い話題から始めてみて下さい。
パーティーを組まず、孤高に情報発信の場で戦うあなたを、私は応援します。