SEGAのゲームNiGHTS(ナイツ)の名曲たちを予習しておこう!
来週の日曜(7月17日)に池袋の東京芸術劇場 コンサートホール (東京都)で開催されるコンサート
「GAME SYMPHONY JAPAN 17th CONCERT SEGA Special」を聞きに行って参ります。
SEGAシリーズの名作たちの音楽を、プロの演奏家の皆さまが最高の状態でお送りするまさに至福と感動のひと時を送ることが出来そうです(*'▽')
演奏されるゲームタイトルは今年25周年を記念する「ソニック」シリーズ、そして20周年を迎えた「NiGHTS(ナイツ)」シリーズが2枚看板になります。
世間の知名度的には、もしかすると(もしかしなくても)ソニックの方が有名かもしれません。
マリオシリーズとも任天堂のゲームで共演を果たしてますし(薄っすらと涙)
しかし私の心に残っているのは、実はソニックよりもナイツなのです。
理由は簡単、ドリームキャストよりセガサターンの方が馴染み深かったからです。
ごめんね湯川専務。愛してるせがた三四郎。
そんなわけで、コンサートでも第1部に予定されているソニックシリーズよりも、第3部に予定されているナイツシリーズの方が個人的にすごくすごく楽しみなのです。
きっとラストに泣いてしまうかもしれません。
それ位思い入れが深いゲームシリーズです。
なので今回は、ナイツシリーズでも初代の「NiGHTS into dreams...」で流れた印象深い曲たちを予習の意味も込めて当時の思い出を振り返っていきたいと思います。
今回紹介するのは、主に「ボス曲」と呼ばれる曲たちです。
「ナイツ」というゲームは簡単に言うと、主人公の少年少女の夢の中を、夢の世界の住人「ナイツ」を操って冒険するゲームです。
ステージ内の「イデア」と呼ばれるアイテムを全て揃えると、悪夢を司っているボスに挑むことが出来ます。
そのボスたちは大きさや姿形、攻撃方法も非常に個性的で、プレイしてから一度も忘れたことはありません!
そしてずっと覚えていられたのは、その魅力的なボス戦を彩る音楽にあったのです。
まず1曲目はこちら
ボス「パフィー」のテーマ曲「She Had Long Ears」です。
この曲のインパクトはやはり冒頭の女声ファルセットに集約されています。
そこから始まる怪しげなメロディー。
この怪しさはなかなか耳から離れてくれず、だんだんと聞いてる人の気持ちをむず痒く、そして焦らせていきます。
パフィーはピンク色のゴムまりみたいな女型の怪物です。
こいつを掴んではふっ飛ばす作業を屋敷の奥まで続けていくんですが、少しタイミングを見誤ると見当違いの方向にパフィーがふっ飛ばされ思わぬタイムロスに繋がります。
そんなイライラしてる時にこんな曲を流され続けたら、もうムカつきは最高潮です(笑)
またこの曲、プレイ中には制限時間の関係でなかなか聞く機会は無いのですが後半更に狂ってきます。
その怪しさと狂気の部分がコンサートでどう表現されるか楽しみのポイントです。
2曲目はこちら
ボス「ジャックル」のテーマ曲「The Mantle」です。
前半は人を馬鹿にしたような軽快なサウンド、後半はまるで高笑いのようなサクソフォンのソロがこのボスとステージの性格をよく表しています。
リズムは軽やかというよりもどこか中身のない感じ、怖さを出そうとしてもやっぱりニヤケが止まらない感じは、やっぱりパフィーに続きプレイヤーをイラつかせます。
ジャックルは奇術師のような風体で、攻撃を行うトランプと防御を行うマントが持ち味です。
ナイツで攻撃した瞬間のジャッカルの叫び声「ウゥォオアッ」は聞いていてなかなか面白いですが、倒すのはなかなか厄介なので油断は出来ない敵です。
最後に紹介するのはこちら
ボス「リアラ」のテーマ曲「NiGHTS and Reala」です。
この曲は前2曲と違って本当に真っ向勝負です。
硬派なロックサウンドは気持ちを大いに高ぶらせ、戦いもテンションマックスで臨んでいきます。
後半になるにつれ、聞き覚えのあるメロディがジャズテイストを織り交ぜながら速い流れに乗って響いてきます。
まさにライバル戦にふさわしい曲だと思います。
リアラはナイツと同じ目的、同じ立場で生み出された存在です。しかし、自我に目覚めたナイツに対しリアラは目的に忠実かつ残忍冷酷な性格をしています。
このリアラを打ち倒すことが、ナイツの一つの存在証明となるのかもしれません。
攻略自体は、実はほぼ他のボス並みな普通の難易度です。曲に聞きほれない限りはちゃちゃっと倒せてしまうゲームバランスが、なんとも言えないところです。
いかがだったでしょうか?
正直、コンサートが楽しみで楽しみで仕方ありません。
今回紹介した曲だけでなく、ナイツにはそしてSEGAのゲームには素晴らしいゲームミュージックがつまっていると思います。
また、感想編でお会いしませう。