あかすり体験レポート
私の最近の休日の行先は「本屋」「電気屋」「スーパー銭湯」「飲み屋」
この4つしかありません。
昔のギャルゲーの方がまだバラエティに富んでいる印象ですね。
街を探索するだけでも、ゲームの方がもう少し楽しめます。
ではこの限られた選択肢の中で、どうブログのネタをひねり出すかといえば
「やったことの無いことに挑戦しよう」
ということで、最寄りのスーパー銭湯が運営しているあかすりエステを利用してきました。
場所を特定されるために、具体的な店名は伏せますが
私の良く通うスーパー銭湯は「おふろの王様 ○○店」です。
30分コース3900円を体験です。
まず初めにあかすりを効率的に行うためには、皮膚を柔らかくしておかないといけません。
なのでまずお風呂に向かいます。
その際、風呂に入るときにあらかじめ身体を洗うのが習慣の人(普通の人はこれだと信じたい)が気を付けなければならないのが、
石鹸やボディーソープ、ヘアシャンプーで身体を洗ってはいけない
ということです。
この理由は、シャンプー剤に含まれている保湿成分が肌を覆って油を分離させてしまい、せっかくのあかすりの垢がこぼれにくくなってしまうからです。
お湯で身体の表面の汚れだけ落としたら、次はサウナです。
湯船に向かう人もいるかもしれませんが、私は普段きちんと身体を洗ってから入るせいか抵抗があります。
ゆっくりとサウナに入り、肌の角質をふやかします。
サウナ8分と水風呂2分を4セットくらい行えば大丈夫でしょう。
サウナに入ってる時のテレビの大相撲観戦の魅力はなかなか素晴らしいものがありますね。
ようやくあかすりです。
トランクスを穿いて、マットに寝そべって、ようやく開始。
ざらざらした手袋のようなもの(あかすりミトンというらしい)
をつけたマッサージ師さんが着々と身体に溜まった垢をすりおろしていきます。
総評としては、もう垢が引くくらい出てきました。妖怪あかなめがいたらモテモテになるんじゃないかっていう位出てきました。
細かいところだと、体毛の少ない部分(自分の場合上半身や足)に溜まった垢は自分でも意識しやすく、時折自分でこすり落としてましたが、やはり驚いたのは体毛の多い部分でもわんさか垢が出てくるところです。
むしろ、体毛の多い部分はそれだけ自身の身体が「守らなければいけない場所」と判断した場所。つまりデリケートな部分になります。
そういった場所に溜まった垢をこすり落とすときに、上半身と同じだけの力を掛けられると
例外なく痛みに悶えます。
この人何か自分の太ももに恨みでもあるのかと言いたくなるような力強さでゴリッゴリ削ってきたため、
まるでサッカーのスター選手の気分を味わいながらも(保険金は一銭もかかってない)「すいません、痛いです」と言う事を余儀なくされました。
この痛みを我慢せずに発言する行為、実はマッサージにおいては正しい行為とされています。
痛いと身体も緊張してしまいリラックスできませんからね。
そんなこんなで痛みを味わいながら足の部分、大変気持ちよかった首回りと尻回り。
マッサージはようやく終了します。
あかすりマッサージは皮膚病を患っていらっしゃる方や、皮膚の弱い方にはおススメできないマッサージ方法です。
実際私も足をこすられている時に、これ血まみれになってるのでは?と感じてしまった程です。
幸運にも自分は垢すりに適合した体質だったので、今現在、肌の調子もどことなく良好で疲労も若干回復したような気がしています。
このように呑気に体験談を書けますが、また違う形でリラックスできるような体験が出来たらレポートいたします。
よろしくお願いいたします。