金曜からカレーを食べてみよう

天パ眼鏡が食ったり読んだり考えたり

アンドロイドは優秀な営業の夢を見るか?

新人営業という肩書きで書かせて頂いておりますこのブログ。

開設から約5ヶ月、積極的に更新するようになって約3か月経ちました。

 

5月頃から先輩社員に同行して現場に行くようになっていましたが、とうとう本日!

 

ついに!!

 

お客様の前で話す機会に恵まれました(((o(*゚▽゚*)o)))!!!

 

 

まあ先輩社員に見守られながらではありますけども(-_-;)

 

※尚このタイミングが早いのか遅いのかは分かりません。弊社に前例がいないし、ぼっちだしetc...(リクルート系列から目を背けながら)

 

まあ出来栄えとしては

手応えありっ>←トゥルーエンド

 

<もういや~~~っ←バッドエンド

 

はいブパパブパパブパパァ~~~っ←現実

f:id:makige39:20160629195944j:plain

 

な、感じでした。はい。

 

まあ勤務先の会社の営業の仕事は、自社のサービスをお客様に良いなって思ってもらい購入(導入)してもらう形なんですが。

 

私の営業する相手のお客様は実を言うと

人間的にも能力的にも素晴らしいくらい魅力的で、

「職業に貴賎なし」とは言うけれど、確実に「貴」の方に分類される仕事をしていて、

自然と「ありがとうございます。」なんて言っている自分が全然不思議じゃない感じになってしまう人達なんです。

すごいでしょ?(勿論私ではなく、営業先の方達)

 

ここで皆さんもご経験あるかと思うんですが、人から何か(モノやサービス)を買うとき、それ自体だけでなくそれを取り扱う人(店員や営業)のことも評価基準にすることってよくあることだと思うんです。

 

たとえよくあるモノでも人の売り方次第で価値が何倍にも膨れ上がります。

啖呵売なんてその真骨頂ですよね。

啖呵売 - Wikipedia

 

私その部分がヒジョーに不得意で(何で営業やってんだとは突っ込まないで!)、よく言う「人間力」を上げなければいけないと感じている訳であります。

人間力 - Wikipedia

※なかなかに曖昧な定義ですが、述べられていることは何となく分かる感じです。

 

しかしそもそもこの「人間力」を向上していく方法で、自分の頭の中で真っ先に思い浮かんだのが

滝に打たれて瞑想する

ですから、なかなかの不足具合だと自分でも感じています。

(優秀な人の回答の一例は「人と会話する」でしたから)

 

こんな人間力失調マンが先ほど述べた凄い人たちとどう関わって行けるかは今後乞うご期待!!という形でまず一旦話題を〆させて頂きます。

 

 

さて、

 

ここ最近、営業に必要だと考えられる「人間力」とはある意味で最もかけ離れた存在が「営業」の舞台に登場してきています。

 

それは「ロボット」、SF的に言うならアンドロイドです。

 

今一番身近なのは、ソフトバンクショップで働くPepperでしょうか。

www.softbank.jp

 

他にもPepperより少し小型化した「nao」や、

f:id:makige39:20160629204716j:plain

ゲーム会社バンダイナムコゲームズで働く30代ベテランロボット「受付小町」が働いてます。

f:id:makige39:20160629204739j:plain

(美人って感じるのは私だけでしょうか)

 

また「営業 ロボット」で検索したらこんな記事が出てきました。

bylines.news.yahoo.co.jp

この記事で描かれている営業デメリットの2つ目、「トップセールスが登場しない」課題についてですが、これを克服できる可能性を秘めロボット研究を続けていらっしゃる教授がいらっしゃいます。

 

それが「石黒 浩(いしぐろ ひろし)」教授です。

石黒浩 - Wikipedia

以前日本テレビ系列で放送されていた「マツコとマツコ」に登場していたマツコロイドの生みの親と聞けば思い出す方もいると思います。

 

このマツコロイド自体も通販番組に出演したりテレビドラマに出演したり従来のロボットでは考えられない八面六臂の活躍をしていますが、石黒教授もマツコロイドの元となったマツコデラックスのように実在のタレントがもつインパクトに拘らないロボット製作を通じ、可能性を模索しています。

 

例えば、

www.nikkei.com

この記事にもあるように大阪の高島屋に勤務した女性型アンドロイド「ミナミちゃん」は中々の売り上げ実績(ひと月で1万円のセーターを30枚)を挙げています。

ミナミちゃんから購入した客に話を聞くと、人間のような押しの強さ(売るという強い意識)を全く感じなかったので、気軽に購入できたという話です。

 

他にも機能や効果を集中して聞くことが出来たという好意的な感想も寄せられたそうです。

 

このことから私は、

「機能や効果を売りにしている商品を販売する店員はアンドロイドでもトップセールスになる可能性が十分ある」

と推察します。

一番マッチしそうなのは電化製品のように「数値」に注目する商品でしょうか。

何メモリとか、画素数がいくつってロボットが発言したら説得力ありません?

 

一方で感覚に訴える分野(美味しい、綺麗など)はロボットが発する言葉に人が共感できるかどうか未知数です。

甘みを糖度で、輝きを照度で表してもなかなか呑み込めないところですし。

 

推察も交えましたが、石黒教授はリアルなロボットの抱える課題「不気味の谷」も越えようと現在も研究を続けています。

f:id:makige39:20160629212359j:plain

 

今後もしかしたら、ロボットの営業も現在の「今あるものを売る」形態だけでなく「無から生み出して売る」形態にも登場してくるかもしれません。

(感動をサポート、悩みを解決など)

 

そんな未来になったら面白いとワクワクする反面、これからの人間としての生き方に不安を覚えガクブルする、そんな心境です。

 

まあ、私の場合まずは会話力でpepperに勝つところから始めないといけませんけど(笑)