汗っかきの悩み話~新陳代謝が良いなんて慰めはもうウンザリだ!!~
私は汗っかきです。
根っからの汗っかきです。
小さいころは昼寝をしていると、シーツに自分の寝姿が汗でくっきりと分かる位にかきました。
バドミントンをしていて自分の汗で転んだこともあります。
これくらいなら笑い話ですが、実際問題汗をかく人間は汗をかかない人間に対して不利な点が多すぎる気がします。
まず、どのような人が汗っかきになるのか簡単にまとめます。
①新陳代謝が活発
汗っかきにかけられる慰めのワード第1位。(むしろそれ以外を知りたい)
血液・リンパ液、臓器など体内の活動(代謝)が活発な人は発生した熱を冷ますために汗をかきます。
②肥満
太っていると熱が体外に逃げにくく、汗で体温調節をしなければならなくなります。
あと、太っている人の汗って基本的にベトベトして臭いますよね・・・。
③運動不足
運動しても汗をかくけれど、しなくても汗はかくんです。
運動しなくても体温調節はしなければならないので、運動しない分の「しわ寄せ」が普段動かさないような場所に集約してしまいます。背中の汗はしわ寄せの汗。
④水分やアルコール、甘いものの過剰摂取
少し複雑な話にはなるのですが、過剰摂取を続けると「水毒」に罹ってしまい水分バランスが崩れてしまいます。すると発汗にも良くない影響が出てきてしまいます。
過ぎたるは及ばざるがごとし、です。
⑤食生活が偏っている
肉中心だと燃焼に多くのエネルギーが必要になり、体温が上昇してしまうため、汗をかきます。また野菜不足だと、消化がスムーズに行われないので、より大きなエネルギーが必要になってしまいます。
⑥ストレス
リラックスしていないと神経のバランスが副交感神経<交感神経になってしまい、不必要に汗をかいてしまいます。緊張や不安、ストレスは大敵です。
⑦ホルモンバランスの乱れ
寝不足の時などやけに体が怠く感じているときは、発汗を司るホルモンや神経のバランスが異常になっています。規則正しい生活を。
⑧遺伝
仕方ありません。
Ex.薬物使用中
人としての大事な機能が壊れている証の一つになります。ダメ、ゼッタイ。
これだけ挙げてみると、今の自分が汗っかきである大きな理由は③と⑤です。
今のところ改善の目途が立っていないのが一番の問題ですね。
では次に、汗っかきのよくある悩みを幾つか紹介します。
これを読んで少しでも汗っかきの気持ちを分かって頂ければと思います。
①着替えが多く必要
備えあれば患いなしの精神で、人より多めの着替えを用意しなければなりません。
旅行のときなんかは、プラン内容にもよりますが全荷物の7割以上が着替えの場合もあります。しかも女性と違ってほとんどがシャツとタオル(笑)
②人との身体接触が怖い
汗って、憧れの先輩爽やかスポーツメンとかではない限り普通に嫌悪の対象です。
汗っかきだって他人の汗は勿論自分の汗も嫌に思います。
唾を他人に撒き散らすイメージくらい、自分の汗を他人に触れさせることは嫌なんです。だってわざわざ他人に不快感や嫌悪感を抱かせたくないですから。
難関は握手やハイタッチです。
もし求められたときは怯えてしまいます。あまりそういったことをやらない日本人で良かったなと思うこともありますが。
③風邪のピンチに陥りやすい
夏場は汗をかいて、冷房の効いた室内に入ると汗で濡れた服装が急激に冷やされてダイレクトに体温を奪っていきます。
冬場は着こんでいるため、もし運動した場合外気が冷えているにも関わらず汗をかきます。(それが汗っかきです。)
また自力での体温調節が上手く行えず、かいた汗もなかなか乾かないのでジワジワと自律神経を蝕んでいきます。
他にも悩みがありますが、(用紙をだめにする、臭いがつきまとう、サウナに怖くて入れない等)
もし汗っかきの人がいたら、離れたところから優しい目で見守って下さい。もし身近な人に相談されたら軽い気持ちで「代謝が良いからいいじゃん」などと言わずに(正直聞き飽きた)、悩みを少し離れた位置から聞いてあげて下さい。
※汗っかきは他人との距離が少し離れるのは慣れています。もし慣れていない汗っかきはもう慣れてしまいましょう。