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その娘、武蔵

その娘、武蔵(既刊2巻)(最終3巻2016年5月6日発売)

 

その娘、武蔵(1) (ITANコミックス)
 
 田中相最新作はバレーボール部! 部活をやる意味って?184cmのバレーボールJK。悩める青春ド真ん中!男まさりの女の子・武蔵の青春バレーボール漫画!中学女子バレーボール界の頂点に立ち、名を馳せた巻田中学校エース・兼子武蔵。全中優勝インタビューでバレーを辞めると公言した彼女は心機一転、大仙高校で自由な日々を謳歌しようとしていた。しかし、身長184cmと目立つ彼女はバレー部主将・律から目をつけられ!?(講談社公式サイトより抜粋)

ぼくがこの本に出会ったきっかけは、「ミカサの薄い本」で紹介されていたからなんです。ミカサはバレーボールの国際公認球などを製造しているスポーツ用品製造企業。来年2017年には創業100周年を迎える歴史ある企業です。

そしてその節目をきっかけにコミックマーケットへ参戦、「ミカサの薄い本」という公式パンフレット頒布やグッズ販売に踏み切ったそうです。

こういう風に企業が漫画(二次元)と現実(三次元)の橋渡しを行っているとバレーのことも、ミカサのことも好きになってしまいます。

 

さてミカサの応援?もあってか最近熱いバレーボール漫画、その中で私は「その娘、武蔵」を紹介したいです。

主人公兼子武蔵(高1 184㎝)は女子バレーで全中優勝、しかし既に熱はなく強豪校へは進学しなかった。しかし廃部寸前なはずの高校女子バレー部から勧誘、勝負をもちかけられたところから物語は始まります。

劇中で武蔵がムーって悩んだり、ガーって怒ったり、ハッて気づく場面は表情豊かで可愛らしいです。ガタイは大きいけれどやっぱり女子高生、ささいな心の動きは突然にとても大きくやってきます。

あとやっぱり顧問になる田中先生がいい味出してます。頼りなさそうだけど優しくてバレー大好きおっちゃんって感じで彼を通しても応援したくなります。

部活モノって主人公の生徒だけでなく指導者や顧問の魅力も大切なんだなあとここ最近思い始めています。

 

しかしこの漫画、次に出る3巻が最終巻となるみたいです。(2016年5月6日発売のよう)。短い漫画が好き、スポーツ漫画が好き、大きい女の子が好き、そんな人達にお勧めしたいです!