就職金曜カレー「caffice」@海老のココナッツカレー
<まず初めに>
12▼軽巡洋艦【五十鈴】に艦娘【水着mode】実装
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) 2016年7月15日
軽巡洋艦「五十鈴」にも艦娘【水着mode】が夏季限定実装されます。
今夏の軽巡洋艦娘も、どうぞよろしくお願い致します。#艦これ
遂に五十鈴ちゃんの限定グラフィックが投入されたので、この夏を乗り越える元気を得ることが出来ました。
幸運、僥倖、幸福、果報、福徳etc...
この幸せを表すには言葉では不十分です。
他にも「幸せ」を表すのに難しい文章に、食事の感想があると考えます。
一言「美味しかった」と記述するだけでは、どんな味だったのか、それを食べてどんな気持ちになったのかが分かりません。
「彼はその料理の感想を尋ねられると、待ってましたと言わんばかりに目を光らせながら声のトーンをあげて言った」
なのか
「彼はその料理の感想を尋ねられるのを遮りながら、こちらの目も見ずボソッとまさに苦虫をかみつぶした表情をしながら言った」
では感じる「美味しさ」が全く違います。
なので今日は久しぶりではありますが、ブログのタイトルにもなっている「金曜カレー」を食して参りましたので、その感想を述べていきたいと思います。
<背景>
新宿で打合せがある(社会人っぽい!)ということで、お店選びから任された自分は(新人っぽい!)
お店の雰囲気と無料Wi-Fiがあるという利点からこのお店にしました。
人気店という評判から「席を確保しておかなければ!」という使命感のもと待ち合わせ時間より早く駆けつけ、無事に席を確保。
席について案内されたメニューには「カレー」の3文字(長音除くと2文字)が。
人と会う約束があるにも関わらず、カレーの魅力に負けた自分はカレーを注文してしまいました。
なお、悩む時間はありませんでした。(ダメっぽい!)
このcafficeには「今週のカレー」という週替わりカレーと「金曜カレー」の2種類がありましたが、一期一会を大切にしたかった点と、金曜カレー(カレーの店アルバ)は秋葉原で食べたことがあったので、
この「海老のココナッツカレー」に決定するのです。
<感想>
まず初めに断っておきます。
自分、ココナッツ苦手です。
今まで感じたどの「甘味」にも属さない個性がなかなか舌に馴染まないからです。
そして自分、香草苦手です。
口の中で広がる「味」ではなく「香り」に大きな違和感を覚えるためです。
香草苦手な件について言い訳を許してください。
「香りは舌でなく鼻で楽しむもんだろう」
以上の前提をもとに食した感想を述べるので、参考にならない部分も多くあります。
ルゥはココナッツミルクから受け継いだなめらかさと、そして甘味が強くルゥ自体で一つの料理として成立するでしょう。
ご飯との相性は「左利き」と「野球のキャッチャー」レベルだと思います。
エビはプリプリ、フライドポテトもカレーとしては珍しい形でルゥとの相性も良かったです。
「左利き」と「野球のファースト」くらいに。
香草は、うん、そうですね。野球の中に一人だけサッカーの選手がいる感じでした。
なので私にとってこのカレーは
9人中7人が左利き、1人サッカー選手のような野球チーム
イメージです。
そんなこんなで、何とかミーティング前に食べ終わったのですが、私としては
①もっと飲み物(今回はアイスコーヒー)を活用するべきだった
②カレーの前に提供されたサラダを食べきるべきではなかった
③そもそも冒険しなければ良かった
という三つの反省を頭の中で繰り返し続けてしましました。
久々の外で食べるカレーはほろ苦い復帰戦となってしまいましたが、更なる挑戦を続ける心は常に持ち続けるつもりです。
<追記>
改めて申し上げますが、この感想はそもそものカレーのコンセプトに合わない人間が食した結果であって、そうでない味覚の持ち主ならば十分美味しくいただけることはご想像の通りです。
また、お店も素晴らしくミーティング相手の人からもかなり好印象を受けていらっしゃったご様子でした。
また今度新宿に行くときは是非訪れたいお店です。
ハラショー。ロシア生まれのメロディの魅力だよ。
一昨日は実は世界の歌だった日本の童謡についてご紹介しました。
イタリアやドイツ(ボヘミア)は「その国らしさ」というのも感じられました。
さらに、中でも特に他の国とは一線を画すレベルで、一度聴いたら
「あれ?この歌ってもしかして・・・」って気づいてしまうレベルでお国柄を出している国があります。
そう、ロシアです。ハラショー。
ロシア生まれ或いはロシアに所縁のあるキャラクターって最近多く登場していますから、日本人にとって馴染み深い国だと思います。
(領土問題や外交問題は置いておいて)
男性だったらザンギエフ。
女性だと、誰でしょう?とりあえず劇中で沢山ロシア語喋ってるからクラーラちゃんで
それで、話はロシアの民謡に戻ります。
どうやらこのページを見る限り、一言で「ロシア民謡」と形容するには難しい事情があるみたいです。
まとめます。
①「ロシア」じゃないっ!
現在のロシア連邦生まれの楽曲が日本に輸入されているわけではなく、そのほとんどがソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)時代の歌。あるいはそれ以前(ロシア帝国)の曲がほとんど。
また実は現在のロシア地域ではなく、ウクライナといった東欧地域出身が作った曲も混ざっています。
「黒い瞳」という曲はウクライナ人の作詞家とドイツ生まれのロシア人作曲家の組み合わせから生まれた曲です。
②「民謡」じゃないっ!
「民謡」とは、
各地の庶民の日常生活の中から自然に生まれて長い間伝承され,その地方の人々の生活感情を表している素朴な歌謡。仕事唄・祝い唄・酒盛り唄・盆踊り唄など。俚謡りよう。巷謡こうよう。俗謡(大辞林 第3版)
のことを言います。
「童謡」は「民謡」の中でも主に子供が歌う歌を指します。
しかし実際のところ、「ロシア民謡」というカテゴライズがされている曲のほとんどがソ連時代「大衆歌謡」として呼ばれた流行歌です。
特に日本で有名になっている「ロシア民謡」の多くがロシア内戦や独ソ戦中に親しまれた曲ばかりです。
「ポリューシカ・ポーレ」
「カチューシャ」
これは日本から見れば
「りんごの唄」
や
「東京ブギウギ」(音質注意!)
が諸外国で、日本の「人気の歌謡曲(ポピュラーソング)」ではなく日本の「民謡(フォークソング)」として認識されている感じです。
③寂しげな曲ばかりじゃないっ!
日本で親しまれているロシアの楽曲は寂しげなものばかり特集されている、という指摘があります。
理由としては
①シベリア抑留から解放され、帰国した日本人の間で親しまれていた曲の多くが戦時中や労働者を背景とした曲が多かったから
②日本の民謡(「かごめかごめ」「花いちもんめ」)と雰囲気が似ていたから
またロシア(ソ連)の曲が戦後大きく注目された理由として、ソ連が東側諸国の大国で共産主義や社会主義という日本と全く異なる国家体制を敷いており、日本人の間での興味や一種の憧れが含まれていたと考えられます。
そういった歴史的背景、特に第二次世界大戦をきっかけに、ロシアの楽曲が日本でも親しまれるようになりました。
最後に、ふざけてる位にロシアの楽曲が散りばめられている曲を紹介します。
アニメ「みつどもえ」の宮下さんキャラクターソング「ウザイカ」です。
やるなぁヒャダイン(笑)
慣れ親しんだ「童謡」その歌はどこで産まれた?
最近の休日はブログのネタ集めに外出する日々を送っています。
昨日の日曜日は、わざわざ今住んでいる場所から前に住んでいた新宿の下落合まで参議院選挙の投票に行ってきました。
どうも引っ越しして住所を移した日が遅すぎて、今住んでいる住所で投票出来なかったみたいです。
Q4(質問) 新宿区から他区市町村に引越した場合は投票できますか?
A4(答え)
新住所地の選挙人名簿に登録された方(平成28年3月21日までに転入の届け出をした方)は、新住所地で投票してください。
新住所地の選挙人名簿に登録されない方(平成28年3月22日以降に転入の届け出をした方)のうち、新宿区の選挙人名簿に登録がある方は、新宿区で投票できます。(新宿区公式サイトより)
期日前投票とか郵送による投票の事をすっかり忘れていたお茶目な私です。
投票を済ませ、新宿駅をぶらぶら歩いているとどこからかとてつもない歌声が聞こえてきました。
新宿のストリートミュージシャンはオペラの歌い方までマスターしているのかと一瞬唖然としましたが、そうではありません。
新宿駅西口出口・小田急出口のところの株式会社小田急トラベルで、こんな催し物が開かれていました。
【小田急トラベル創立40周年、箱根ガラスの森美術館開館20周年 特別記念コラボレーションイベント】
「箱根ガラスの森美術館が贈る カンツォーネコンサート」
詳細:http://www.odakyu-travel.co.jp/departure/img/news_20160617.pdf
ゴンドラを漕ぎながら優雅に歌うのが最高に格好いいシチュエーションですね。
その中で歌われた「フニクリ・フニクラ」という曲、歌詞は知らずともメロディはなぜかはっきりと分かります。
(そして無性に「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」と叫びたくなります)
なぜなら、この「フニクリ・フニクラ」という曲は日本では「鬼のパンツ」という曲名で親しまれているからです。
日本ではひたすら鬼のパンツの耐久性と利便性を歌っていますが、原曲「フニクリ・フニクラ」では、世界最古のCMソングとしてCM元の登山鉄道とヴェスヴィオ山を踏まえて男性の熱い告白とプロポーズを高らかに歌い上げています。
このように、日本で愛され続ける「童謡」は必ずしも日本で作曲されたものばかりではありません。
まず初めに紹介するのは「螢の光」
日本では、合唱曲としてあるいは閉店のBGMとして広く親しまれています。
じっくり気持ちを込めて歌うと、なかなか切ない歌です。
この曲も原曲が存在します。
「オールド・ラング・サイン」というスコットランド民謡です。
日本の「螢の光」とスコットランドそして欧米で広く親しまれている「オールド・ラング・サイン」の最も大きな違いは
歌われる時期でしょうか。
「螢の光」は別れの場面、それは閉店であったり卒業式であったり、年末であったり。
そのような場面で歌われることの多い曲です。
しかし、「オールド・ラング・サイン」はむしろ新年や披露宴、誕生日などたいへんおめでたい場面で歌われます。
歌うときには少し注意したいですね。
次は「ぶんぶんぶん」
ミツバチの可愛らしさを表した歌です。
こちらの原曲は「SUMM SUMM SUMM」。ドイツ民謡もしくはチェコ・ボヘミア地方の民謡です。
マツダのCMみたいな曲名ですが(あれはZOOMZOOMZOOM)、こちらはドイツ語版の蜂の羽音を表す擬音語です。
歌詞は日本とそう大差なく、ミツバチが蜜を集める様子を親しげに歌っています。
日本でもドイツ・ボヘミアでも、歌詞の大意が変わらなかったのは同じミツバチを愛でる気持ちを持っていたという事です。
なんだか少し嬉しいですね。
最後は「いっしゅうかん(一週間)」
色々とツッコミどころのある、とある女性の「一週間」を歌った曲です。
こちらの原曲は「НЕДЕЛЬКА(ニジェーリカ、読めねえっ!)」
同じく女性の一週間の行動を歌ったものですが、日本版に比べて若干違いが見られます。
土曜日は、日本では楽しくおしゃべりですがロシアでは故人への思いを語り合っています。
というか、この「一週間」という曲は確かに「ぶんぶんぶん」のように大意を失わずに日本でも親しまれ歌い続けられていますが、
明らかに現代日本において子供が歌うには想像しずらい・・・泣
1900年代前半のロシア帝国時代に親しまれた楽曲というのを頭に刷り込んでおかないと、なかなか歌い辛い曲になっています。
このロシアの楽曲、なかなか他にはない雰囲気をもった曲が多くあります。
次回は「ロシア楽曲」の話題で頑張って書いていきたいと思います。
それでは、ピロシキ~!
SEGAのゲームNiGHTS(ナイツ)の名曲たちを予習しておこう!
来週の日曜(7月17日)に池袋の東京芸術劇場 コンサートホール (東京都)で開催されるコンサート
「GAME SYMPHONY JAPAN 17th CONCERT SEGA Special」を聞きに行って参ります。
SEGAシリーズの名作たちの音楽を、プロの演奏家の皆さまが最高の状態でお送りするまさに至福と感動のひと時を送ることが出来そうです(*'▽')
演奏されるゲームタイトルは今年25周年を記念する「ソニック」シリーズ、そして20周年を迎えた「NiGHTS(ナイツ)」シリーズが2枚看板になります。
世間の知名度的には、もしかすると(もしかしなくても)ソニックの方が有名かもしれません。
マリオシリーズとも任天堂のゲームで共演を果たしてますし(薄っすらと涙)
しかし私の心に残っているのは、実はソニックよりもナイツなのです。
理由は簡単、ドリームキャストよりセガサターンの方が馴染み深かったからです。
ごめんね湯川専務。愛してるせがた三四郎。
そんなわけで、コンサートでも第1部に予定されているソニックシリーズよりも、第3部に予定されているナイツシリーズの方が個人的にすごくすごく楽しみなのです。
きっとラストに泣いてしまうかもしれません。
それ位思い入れが深いゲームシリーズです。
なので今回は、ナイツシリーズでも初代の「NiGHTS into dreams...」で流れた印象深い曲たちを予習の意味も込めて当時の思い出を振り返っていきたいと思います。
今回紹介するのは、主に「ボス曲」と呼ばれる曲たちです。
「ナイツ」というゲームは簡単に言うと、主人公の少年少女の夢の中を、夢の世界の住人「ナイツ」を操って冒険するゲームです。
ステージ内の「イデア」と呼ばれるアイテムを全て揃えると、悪夢を司っているボスに挑むことが出来ます。
そのボスたちは大きさや姿形、攻撃方法も非常に個性的で、プレイしてから一度も忘れたことはありません!
そしてずっと覚えていられたのは、その魅力的なボス戦を彩る音楽にあったのです。
まず1曲目はこちら
ボス「パフィー」のテーマ曲「She Had Long Ears」です。
この曲のインパクトはやはり冒頭の女声ファルセットに集約されています。
そこから始まる怪しげなメロディー。
この怪しさはなかなか耳から離れてくれず、だんだんと聞いてる人の気持ちをむず痒く、そして焦らせていきます。
パフィーはピンク色のゴムまりみたいな女型の怪物です。
こいつを掴んではふっ飛ばす作業を屋敷の奥まで続けていくんですが、少しタイミングを見誤ると見当違いの方向にパフィーがふっ飛ばされ思わぬタイムロスに繋がります。
そんなイライラしてる時にこんな曲を流され続けたら、もうムカつきは最高潮です(笑)
またこの曲、プレイ中には制限時間の関係でなかなか聞く機会は無いのですが後半更に狂ってきます。
その怪しさと狂気の部分がコンサートでどう表現されるか楽しみのポイントです。
2曲目はこちら
ボス「ジャックル」のテーマ曲「The Mantle」です。
前半は人を馬鹿にしたような軽快なサウンド、後半はまるで高笑いのようなサクソフォンのソロがこのボスとステージの性格をよく表しています。
リズムは軽やかというよりもどこか中身のない感じ、怖さを出そうとしてもやっぱりニヤケが止まらない感じは、やっぱりパフィーに続きプレイヤーをイラつかせます。
ジャックルは奇術師のような風体で、攻撃を行うトランプと防御を行うマントが持ち味です。
ナイツで攻撃した瞬間のジャッカルの叫び声「ウゥォオアッ」は聞いていてなかなか面白いですが、倒すのはなかなか厄介なので油断は出来ない敵です。
最後に紹介するのはこちら
ボス「リアラ」のテーマ曲「NiGHTS and Reala」です。
この曲は前2曲と違って本当に真っ向勝負です。
硬派なロックサウンドは気持ちを大いに高ぶらせ、戦いもテンションマックスで臨んでいきます。
後半になるにつれ、聞き覚えのあるメロディがジャズテイストを織り交ぜながら速い流れに乗って響いてきます。
まさにライバル戦にふさわしい曲だと思います。
リアラはナイツと同じ目的、同じ立場で生み出された存在です。しかし、自我に目覚めたナイツに対しリアラは目的に忠実かつ残忍冷酷な性格をしています。
このリアラを打ち倒すことが、ナイツの一つの存在証明となるのかもしれません。
攻略自体は、実はほぼ他のボス並みな普通の難易度です。曲に聞きほれない限りはちゃちゃっと倒せてしまうゲームバランスが、なんとも言えないところです。
いかがだったでしょうか?
正直、コンサートが楽しみで楽しみで仕方ありません。
今回紹介した曲だけでなく、ナイツにはそしてSEGAのゲームには素晴らしいゲームミュージックがつまっていると思います。
また、感想編でお会いしませう。
難読地名の魅力。読めないからこそ生まれるもの
難読地名、皆さんの地元や仕事場の周り、通勤中に通る場所なんかに一つはあるのではないでしょうか?
電車に乗っていて、アナウンスやローマ字表記をちょっと意識すると、思わぬ発見に出会えるかもしれません。
自分はこの難読地名が結構好きです。その土地の歴史や個性を一番表しているいわばパーソナルマークのような立ち位置だと思うんです。
また、本来間違ってはいけないはずの「地名」を誤って覚えていた自分。そんな自分が正しい読みを知って、過去の過ちに気付いたときのこの得も言われぬ開放感はなかなか快感です。
しかしこの快感が生まれるのは自分だけのようです。
以前大学で「女川(おながわ)」を間違って「女川(めがわ)」と呼んでいた友人に指摘したら、逆に怒られてしまいました。
会社の先輩が「本牧(ほんもく)」を「本牧(ほんまき)」と呼んでいたのを指摘したらスルーされました。
指摘の方法が間違っていたのでしょうか。
今日も、とある事情で愛知県の土地を調べていたときに「福谷町」という地名に出会いました。
これ普通に「ふくたにちょう」で通じると思うのですが、正解はなんと
「うきがいちょう」
でした。
もう訳がわかりません!この超高レベルな難読地名を嬉々としてパートさんに話したら、冷たい目を返されました。
・・・何が間違っていたのか未だに分かりません。
しかし、今後ますますこういった難読地名は減っていくでしょう。
理由は簡単です。
以前は地名なんて、その土地に住んでいる人が読めれば用が足りました。
しかし、交通網の発達と全国の出来事が知れるメディアの発達によって、その土地の出来事がその土地に住む人たちだけのものでは無くなってきてしまったのです。
そうなると、情報を伝達・共有する際に読みにくい地名は単なる足かせと化します。
実際、最も人が行きかう東京では、既に地名の多くが消滅しています。
例えば、東京に暮らす人でこれを読めない人はそういないと思います。
「御徒町」
JR山手線の駅名にもなっており、アメ横などの観光スポットもあります。
正解はもちろん「おかちまち」です。
徒(かち)というのは徒士(かち)から来ており、徒士とは江戸時代に馬上の資格をもたない(馬に乗る資格のない)武士のことをさします。
この徒士たちがこの地に多く住んでいたことから、御徒町という名前が付けられました。
今は、御徒町という地名は1964年頃行われた地名変更の影響で無くなり、全て「台東」や「上野」という表記に変更されました。
しかし、御徒町という地名は駅名にも使われており(御徒町駅、新御徒町駅、上野御徒町駅、仲御徒町駅)難読地名で、もう地名としては残っていないにもかかわらず高い知名度となじみ深さを残しています。
では、都内で御徒町よりもあとに消滅した地名を皆さんは読めるでしょうか?
新宿の西側、現在は西新宿と呼ばれるあたりから歌舞伎町の一部にかけてこんな地名が残っていました。
「角筈」
これを読める人は、「御徒町」を読める人の2割にも満たないかもしれません。
正解は「つのはず」です。
この地名の由来は面白く、新宿区が見解として挙げている説は、
この角筈一帯を開拓した渡辺与兵衛という人物が、髪の束ね方が独特で、角にも筈(矢を弓の弦に引っ掛ける部分)にも見えたことから、皆が与兵衛のことを「角髪」あるいは「矢筈」と呼ぶようになって、それが転じて「角筈」になった。
というものです。
これ、現代でいうなら具志堅用高が耕したら、そこの地名が「アフロ」になったようなものですよ。
やっぱり地名って滅茶苦茶なものもあって面白いです。
そんな面白い由来をもった難読地名「角筈」も1978年を最後に地名から姿を完全に消します。
もう現在では、その地名を今では歴史学者やそこに昔から住んでいた人たち、そして一部の地図マニアしかもう覚えてはいないでしょう。
角筈はバス停や一部の建物にその名を残すのみです。
御徒町との違いがどこでついたのかと言えば、もう鉄道敷設計画の差と言わざるをえないかもしれません。
このような、国の一事業によって消える地名と消えない地名がはっきりと分かれてしまうのは哀しいものがあります。
今後、東京五輪も開幕しますます海外から訪れる人間が増え、難読地名にとって存在しにくい時代に入っていくかもしれません。
たとえそうなっても、難読地名に初めて出会った頃の感動を忘れずにその名をずっと覚え続けていたいものです。
うちの五十鈴は可愛い
五十鈴というのは、PCゲーム「艦隊これくしょん」に出てくるキャラクターの一人(一隻?)です。
この五十鈴というキャラクターが、今現在自分の鎮守府(カードデッキみたいな感じ)で最高レベルの136まで育っています。
今日はそんな彼女の魅力を少しだけお話しさせて頂きます。
ここ最近の生活リズムは仕事・睡眠・艦これの自分、アパートに帰ると一人暮らしのため家族もおらずスカイプやネットで対戦するようなコミュ力や元気もなく、ひたすらDMMのオンラインゲームをプレイする毎日。
そんな一歩間違えれば引きこもりまっしぐらな自分と一番多く顔を合わせるのが「五十鈴」であります。
ゲーム「艦隊これくしょん」に登場するキャラクターは、全員第二次大戦時に運用された船舶の特徴を引き継いでいます。
そこには「大和」の名を冠する艦娘や「赤城」「加賀」などの華々しい戦歴を残した戦艦や空母、重巡洋艦や駆逐艦の少女たちが活躍する世界観になっています。
さて、私の一番のお気に入りの「五十鈴」は戦艦や空母のようにクラス分けした場合、「軽巡洋艦」という軍艦に分類されます。
更に細かく言うと、5500トン級(排水量が5500トン)軽巡長良型の2番艦という所属です。
これを艦これ的に述べるなら、長良型軽巡の2番艦というのは、長良型姉妹の次女という扱いになります。
この感覚を掴まないと、擬人化萌えはやっていけません><
五十鈴という名前の由来は、三重県伊勢市を流れる川「五十鈴川」から取られました。私も旅行で足を運んだことがあるのですが(伊勢神宮内宮すぐそば!)とても綺麗で、心が洗われるような清らかさがあります。
(五十鈴川を楽しむ自分。なお被っている帽子も五十鈴仕様)
艦これの五十鈴好きならもちろんのこと、そうでない方も(こちらの方が大多数ですが)ぜひ一度行ってみて下さい!
話は戻って、そんな五十鈴の魅力ですが、ゲーム内における戦力的観点と五十鈴というキャラクターにフォーカスしたそれぞれの魅力について述べさせて頂きます。
まず、戦力的観点の話です。
ゲーム内における五十鈴の立ち位置は専ら「対潜行動」にあると思います。
ゲームでは五十鈴のような艦娘達が、未知の敵である「深海棲艦」という生物達と戦っていきます。
何の因果か、敵である深海棲艦も艦娘と同じように戦艦や空母、駆逐艦を率いて襲ってきます(一部例外あり)
五十鈴は、敵の深海棲艦の「潜水艦」に対して多大な貢献をゲーム中にしてくれるのです。
(深海棲艦:潜水カ級)
更に、五十鈴は登場時からアップデートのたびに細かな能力値の上方修正が加えられ、ゲームに登場する軽巡洋艦の中でも目立つ存在になってきました。
ここ最近の一大五十鈴ニュースは、2016年6月に行われたアップデートでの特殊機能追加です。
それは、
先制対潜攻撃が可能になった
という点です。
分かりやすく説明すると、今まで敵の潜水艦相手だと一度戦闘開始と同時に攻撃(雷撃)をくらわなければなりませんでした。
しかし、五十鈴の先制対潜攻撃があれば、敵の潜水艦の攻撃よりも早く相手に攻撃を仕掛けることが出来るようになりました。
このおかげで、幾つかのマップの攻略が段違いに易しくなりました。
以上が五十鈴の戦力的な魅力になります。
次に五十鈴というキャラクターに注目します。
まず、「艦隊これくしょん」というゲームは戦略ゲーム要素もありますが、キャラクターゲーム(キャラクターを最も重要視するゲームを指す)の一面も持っています。
ですので、ひとりひとりの艦娘というキャラクターに対し、豊富な個性や口調が歴史準拠ではある部分も踏まえて、与えられているのです。
特に艦隊これくしょんで面白いキャラゲー要素は、季節の変わり目や行事の際に追加されるボイス(艦娘が話すセリフ)やグラフィック(艦娘の立ち絵)の変化です。
例えば、今の季節ですと梅雨ですから
ポンチョを着込んだ子(航空巡洋艦:最上)や
傘で楽しそうに遊ぶ子(駆逐艦:清霜)の
画像が新たに描き下ろされて追加されます。
このボイスや立ち絵の追加アップデートは、季節の変わり目や行事に頻繁に行われ、もうその数は合わせて20回は越えています。
しかし艦これ登場キャラクターがおよそ100人(100隻?)を越える中、五十鈴は一度も追加ボイスや追加グラフィックを頂いたことがありません!
サービス当初からいた艦娘の中で、これほどまでに音沙汰がない艦娘ももうあと数隻程度です。(鳳翔さんくらい?)初期に改二なった運命として受け入れなければならないのでしょうか?
五十鈴提督としてはこれは非常に悲しい事実ですが、この程度でくじけてしまわないくらい、私は今のままでもずっと五十鈴を可愛いと思い続けるでしょう。
むしろ、戦力的にどんどん強くなっていく姿を見て、憧れと格好良さすら覚えてしまいます。
そんな五十鈴の事をもっと好きになってくれる人が増えればいいなと思いますし、願わくば運営様にはせめて追加ボイスでも頂くことが出来たなら、もう30年は暮らしていけそうです。
ねこまんまはどんなご飯?
今回も、少し地域ネタ入ってます!あしからず…。
先日、会社の昼ごはんに「味噌汁かけごはん」を食べました。
あまり行儀の良い食べ方ではないし、人前で食べるにはいかがなものかというメニューではあるんですが、忙しかったところもあり一旦社会的なプライドは気にしませんでした。
結局、約5分で1.5合のご飯で出来た山盛りの味噌汁かけご飯を完食し、業務に戻る立派な社会人の昼食タイムをエンジョイしたわけです。
しかし、私が味噌汁かけごはんを作っている最中、一緒に働いているパートの人がこんな衝撃的な発言をされました。
「○○君、今日はねこまんま食べるんだね」
・・・えっ??
いやはや私がこれから食べようとしているのは「味噌汁かけごはん」であって「ねこまんま」ではないですよ。何をおっしゃるうさぎさん。
と驚きと焦りを含んだ口調で返答すると、他のパートさんや社員さんまで
「その食べようとしているのは【ねこまんま】でしょ」と次々私に異議を唱え始めました。
一旦私はほかほかの味噌汁かけごはんの前で深呼吸して落ち着きます。
どうやら、彼らの言う「ねこまんま」はこの湯気立ち上る味噌汁かけごはんを指すようです。
しかし、幼い頃から「○○、これがねこまんまだよ」と食育を受け続けてきた(今は亡き祖母が本当にこう言っていた)私にとって、
真の「ねこまんま」とは
ご飯に鰹節をまぶして醤油を垂らした料理を指します。
(THE・ねこまんま)
一方で私以外の全員が「ねこまんま」なる料理だと主張するのは
(味噌汁とご飯の合わせ技)
だというのです。
私は哀しくなると同時に、文化圏の違いというのをむざむざと見せつけられました。
しかし何だかんだいって悔しい私はgoogle先生に助けを求めます。先生の崇高な英知が導き出した「ねこまんま」の一つの回答が以下の画像です。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
味噌汁かけごはんの数に比べても、この圧倒的な「ねこまんま」のサジェスト数の多さよ!!
私の体験してしまった職場という世界線(鰹節派:みそ汁派=1:8)などではなく、このgoogle先生が指し示してくれる世界こそが私の求めていた答えでした。
まあ文化の対立は怨恨を残すだけですので、こちらでの主張のみに留めておくことにしましょう。
そういえば、先月放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」で私が昼ご飯に食べた料理とよく似た形の料理を愛する一人の武将が滅びましたね。
初登場時から汁かけ飯を食らっていて大きな話題になりましたね(笑)
私はこの料理は「湯漬け」だと思うのですが、
真田丸公式は「汁かけ飯」、そしてwikipediaでは「ねこまんま」であると述べられています。
本当に、北条氏政が食べている料理は「ねこまんま」と呼べる料理なのでしょうか?
正直、北条氏政が食べているのは「湯漬け」もしくは「汁かけ飯」という現在の「お茶漬け」の同じルーツに連なる料理であって、たとえかけている湯に出汁がきいている場合であってもそれは「湯」や「茶」の亜種であって決して「味噌汁」に結びつくとは思えません。
「汁」は「出汁」の汁であって「味噌汁」の汁ではないはずです。
ですので、ウィキペディアの「ねこまんま」のページには注意書きにも書かれていますが大きな疑問が残ります。
何より、凡愚という評価を受けやすい北条氏政ですが、「ねこまんま」という動物の名前が付けられた庶民しか食べないジャンクフードよりも、「汁かけ飯」や「湯漬け」といった武士のあいだで好まれて食べられた名前の料理を好んで食べていた方ががふさわしいはずです。
A:北条氏政は汁かけ飯を食す際、汁をかけ足した。それを見た父氏康は毎日の食事にも関わらず汁の量も見定められないとは、北条家も自分の代で終わりか。と嘆息した。
B:北条氏政は猫まんまを食す際、汁をかけ足した。それを見た父氏康は毎日の食事にも関わらず汁の量も見定められないとは、北条家も自分の代で終わりか。と嘆息した。
一時代を生きた戦国武将の逸話として適しているのはどう考えてもAでしょう?
Bなんか小学生の話のように見えてしまいませんか?
察するに「ねこまんま」ページを編集した人間は、私の職場の人のような「味噌汁かけごはん=ねこまんま」派の人間かつ北条氏政を暗愚な武将だと評価しているような気がします。